想い
私たちの事業について
支え合う 育ち合う
神辺育成会は
理 念
いつでも支え合い、育て合う、一人ひとりを大切にする場所づくりを行います
障がい児施設は多くありますが、卒業してしまえばその施設との関係や、そこで生まれたたくさんの交流も途絶えがちに。そこで子どもが卒業したり就職したりしても、いつでも戻れる場所、安心して過ごせる場所を創りたいと神辺育成会は生まれました。いくつになっても、どんな時でも、子ども達を受け止めるというこの立ち上げ時の想いは、すべての事業展開のベースとなっています。
ビジョン
障がいのある人の自立と社会参加を支援し、安心して豊かに暮らせる地域づくりを目指します
今後の福祉をめぐる状況は決して楽観視できるものではありません。どんな状況においても立ち上げ時の想いを胸に、進んでいきます。通所者が困っていることをひとつひとつ一緒に解決し、余暇なども充実した潤いある生活が送れるよう支援します。通所者・ご家族・施設スタッフ・地域社会の皆さん、すべての人の幸せにつながる団体でありつづけられるよう、活動していきます。
沿 革
- ●1994年11月
- 「神辺手をつなぐ育成会」を結成
- ●2004年4月
- 総会において、NPO法人取得申請の承諾を得る
育成会でさまざまな事業を展開し、社会参加することで地域資源の充実を目指す - ●2004年6月
- NPO法人取得に向けた設立準備委員を選出
定期的に準備委員会の会合を重ねる - ●2004年10月
- NPO法人申請書を提出し受理される
- ●2005年1月
- 特定非営利活動法人神辺育成会として認証を受ける
- ●2005年4月
- 特定非営利活動法人「神辺育成会」として活動開始
- ●2015年0月
- 20周年記念式典を行う
ご家族へのメッセージ
神辺育成会ではお子さんそれぞれの時期や成長に合わせたサポートを行っています。
お困りごとなどご家族だけで抱え込まず、私たちにご相談ください。
専門家とも連携しておりますので、適切な支援・解決に向けてのお手伝いをさせていただきます。
幼児期のポイント
●子どもへの理解
年齢や性格、障がいの種類や程度によって、ひとり一人その現れ方は異なります。苦手なコト・困難なコトもそれぞれの子どもで違うのです。「どうしてこの子はこんなことをするんだろう…」この原因と対策を私たちと一緒に考えませんか?障がい児療育の経験豊富なスタッフがサポートします。障がいへの理解が深まれば見る目も対応も変わり、子どもも必ず変化していきます。
●幼稚園・学校などの進路選択
「うちの子に合うのは、保育園?幼稚園?通所施設?どこなの?」多くの親御さんが迷われる問題のひとつです。通園先でどんな療育が受けられるのか、加配の先生はつけてもらえるのかなど、たくさんの疑問が生まれます。小学校以降も同じように、地域の学校なのか特別支援学校なのか選択していかなければいけません。誰に相談してどこで手続きするのか、選択に必要な情報収集や進路判断についてなど私たちがサポートします。お気軽にご相談ください。
学齢期のポイント
●周囲との関係構築
学校の先生や友人、兄弟姉妹との関係づくりへのフォローは大切です。
それぞれの子どもに合ったサポート、それぞれの対象に合わせたアプローチが必要になります。周囲の障がいへの理解も促しながら、子どもも周りも楽しく過ごせる関係づくりができるよう支援します。
●思春期への対応
子どもも敏感になり、デリケートな問題も思春期には出てきます。心と身体の変化に戸惑いがちな子どもを理解し、一緒に成長していきましょう。
●福祉制度の利用
学齢期に利用できる福祉サービスはさまざまあります。手帳制度の利用の仕方、各種手当や補助など分かりやすくご説明します。
●就労先の選択
保護者がサポートできなくなった後も、子どもは生きていかなければいけません。
幸せに自分らしく暮らしていけるよう、最適な就労先を見つけることはとても大事なことです。
成人期のポイント
●生活ベースの確立
就労していない場合、日中はどこでどのように過ごすのか。家族がケアできなくなった時、グループホーム以外の選択肢はあるのか。成人期にもいろいろなケースがあり、問題も出てきます。ひとりの大人として自立させ、親も子離れしていけるよう私たちがサポートします。
●必要な制度の申請・手続き
障害基礎年金など成人期から利用できる制度があります。
煩雑な申請手続きもお手伝いしますので、ご安心ください。いずれ必要になる成年後見制度についても、しっかりと考えていきましょう。
神辺育成会の取り組み
●サポートファイルの作成
子どもたちは成長していく過程で、多くの支援を受けます。このサポートファイルは、詳細な生育歴などを記していくことで、支援者が変わっても継続的な支援を受けることを可能にします。保護者が病院・学校・福祉施設などで同じ説明を繰り返さなくてもいいように、成長過程や支援内容を詳細かつ正確に記録していきます。
●専門家を招いた研修会の実施
医療・福祉・教育それぞれのエキスパートを講師に招き、勉強会を定期的に行っています。幼児期、学齢期、成人期それぞれに必要な知識を深め、子どもたちへの対応スキルを高めています。
●各関係機関との連携
神辺町内の小・中学校へは年に1回訪問しています。子どもたちが参加するいろいろな行事にも足を運び、交流の機会を増やしています。行政・福祉施設などとも連携し、暮らしやすい地域づくりを目指しています。
●レクリエーションなどを通しての交流
運動会やボウリング大会など、楽しみながらつながりのある人たちが交流できる場を設けています。保護者同士の情報交換会も定期的に行っていますので、気軽にご参加ください。